皆さんこんにちは。PGAティーチングプロの久田順也です。今日は下半身リードについてちょっとお話していきたいと思うのですが、よくゴルフは下半身リード、左サイドのリードとよく言うことがあるのですが、この下半身リードというのもよく皆さんアドレスしてトップの位置を作って、動き出す切っ掛けは下半身からという風になるのですが、意外とスイングというのはワンスイングが大体1.5秒から1.8秒くらいなので、トップを作ってから切り返すのでは意外に間に合わないことがあるわけです。
ですから、人によってはもっと感覚的に下半身の動き出しをもっと早く、ワンテンポぐらい早く、ツーテンポ早くという風にしていかなければいけません。これはどういうことかと言うと、バックスイングを上げてる最中ぐらいからグーッと左に自分でも踏み込んでいるくらいでないと、間に合わない方がいます。
特にアプローチなんかでも、皆さんよく左足に体重を乗せたまま振るって言うのですが、意外と皆さんこの状態から左に乗っているつもりなのですが、右に動いてしまう。この状態から下半身からいきたいんですけども、バックスイングがもともとこんなに上がっていないので、クラブがすぐボールに到達してしまうんでしゃくり上げてしまう、ということも起きてしまいます。
ですので、アプローチなんかでもやはり下半身リードが重要で、もう上げている最中からグッとそういう方は1回左にこう、ちょうど足の裏で空き缶をグッと潰すような感じで踏み込んで振ると自然に左にターン出来たりしますので、なかなか下半身から先行して動けないという方は、ちょっと自分の中でタイミングを早め早めに下半身を動かしていく。
自分ではなかなか、こんな左に突っ込んでいる感じがする、と思うんですが、今こういう携帯とか動画を撮ったりすることも出来ますので、1回自分で大袈裟にこう左に動いてみると、意外とその場でターンをしていたりということもありますので、これは人によって違いますのでちょっとそういったものを自分で確認してみると、スムーズな下半身リードも出来るのではないかなと思いますので、ぜひ色んなタイミングを試してみてください。